木嶋坐天照御魂神社(蚕の社)
多くの神社の鳥居は2本の柱だけで立っている。しかしながら、この神社は3本の柱を持つ鳥居が立っているという。
この神社は、蚕の社(かいこのやしろ)と呼ばれている。蚕の社が創建された時代は古く、「続日本紀」大宝元年(701年)に、神社名が記されていることからそれ以前に祭祀されていたことがわかる。
そんな魅力あふれる神社を訪れた。
蚕の社入り口にて
入り口の鳥居は2本の柱で立っており、木で出来ている。何か懐かしさを感じた。

この神社が位置する嵯峨野一帯は、古墳時代に渡来人である秦氏が支配していた地域である。秦氏は、当時最先端技術であった、製陶、養蚕などの技術を日本にもたらしたとされている。このことから、「蚕の社」と呼ばれている。
境内にて
いつもは、地域の人々が多く参詣する神社である。社殿を取り囲むように木々が繫茂しており、荘厳な雰囲気に圧倒される。

三柱鳥居にて
全国的に見ても非常に珍しい三本の鳥居である。中央の組石は祭神の神座であり、宇宙の中心を表現しているそう。また多数の説があるものの、一説には景教(キリスト教ネストリウス派)の遺物ではないかと考えられているそう。

稲荷神社にて
稲荷神社も祭祀されており、小さな祠がたくさん存在する。非常に神秘的な光景であった。

不思議な神社、「蚕の社」をお参りして帰路についた。
一言アドバイス
最寄り駅 JR嵯峨野線の「園部駅」です。気になる方は是非行ってみてください。