興臨院

大徳寺で秋の特別公開が行われていることを聞きつけ、急行したWeb担当者。

そこには、昔の京都を閉じ込めた幻想的な空間が広がっていた。

興臨院とは、前田利家公の手厚い保護を受け、隆盛を極めたことは知られている。当初は畠山氏の庇護を受けていたが、戦国時代になるにつれて、没落していった。その後前田家が、本堂屋根の修復を行うなど、再興に尽力して、以降前田家の菩提寺となった。

そんなお寺を訪れた。

一番感銘を受けたのは、「羅漢図」である。江戸時代後期に描かれた作品であるが、狩野派の技法を継承しつつ、水墨画、浮世絵の要素を組み合わせた作品で、見ごたえがある。

一口メモ

ガイドされる方はいらっしゃいませんが、畳の上に説明書きが置いてありますので、水墨画や、庭園が出来た背景や、内容を知ることが出来ます。

庭園は写真撮影可能ですが、建物内は写真撮影不可ですので、ご注意ください。

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